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グループとチームの違い、またチームへと変わるには?

最高のグループで働くこと

仕事をしていて、このメンバーで働くことができてよかった、このプロジェクトメンバーに選ばれてよかった、と思える職場というのは人生の中で何度と経験できるものではありません。
多くの人は自分がプロジェクトリーダーになったり上司になったりした時、希望していたチームに配属された時というのは最高のチームにしたい、皆が所属できてよかったと思えるチームを作ろうと思うものです。

しかし、皆仕事のモチベーションは違いますし得意なことや苦手なことも違いますし、今まで育ってきた環境も違います。
そのため一丸となって同じ方向に進んでいくということは決して簡単なことではないのです。

ここではそのような難しい中で良いチームを作っていくためのコツを紹介していきます。
今からリーダーになるという人やプロジェクトメンバーをうまくまとめていきたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。

チームとグループの違い

似たような言葉であるためにチームとグループというのは混同されがちです。
二つとも集団を意味する言葉ですが、その意味合いは少し異なります。

まず、チームというのはそれぞれが個人の力を合わせることで最大限のパフォーマンスを生み出すための集団です。
それに対してグループというのはある共通点や目的のために集められた集団のことを指します。
そのため、ビジネスシーンにおいてはグループではなくチームを目指すことが重要です。

優秀なチームを作っていくためには

プロジェクトのようにある目的によって集められた集団はまずはグループとなります。
この状態では個人プレーが目立つことが多く集団としての相乗効果は生まれません。
そこで、集団プレートして個人の力以上のものが発揮できるようになるためにチームへと昇格させていくことが必要です。

チームに昇格させていくためにはその旨を皆に伝えたからといって簡単にチームへと移行していくことはありません。
きちんと皆の中で意識を共有し、コミュニケーションを行うことで自然と皆が自分たちの能力を引き出せるようになっていきます。

そこで、まずはお互いに思っていることを伝え合ったり情報の共有ができたりする環境を作っていくことから始める必要があります。
自然と話し合いの空気が作られるようになるまでは、意図的にコミュニケーションの場を作ることが必要です。
飲み会を開いたり定期的なミーティングを用意したり、進捗報告会を行ったりということで少しずつ距離を縮めていきます。

この時無理に距離を縮めようとすると逆効果となります。
少しずつ自然と距離が近づくように進めていくことで率直な意見交換がえきるようになり、時には対立をしたり衝突をしたりとより相互理解を深められる関係性が作られるのです。